赤ちゃんの指しゃぶりはいつまでOK?実録!ピタッとやめたその方法

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乳児期を終え、どんどん成長して行くのに、指しゃぶりは一向にやめる気配がない!

「うちの子はいつまで指しゃぶりするんだろう?」「いつになったらやめてくれるのだろう?」

「そう言えば、井園さん家の田裸ちゃんは、うちの子より年下だけど、指しゃぶりは卒業したって聞いたな・・・」

子どもの成長は何よりもうれしいものですが、それと同時に色々な不安も出てきますね。

そこで今回は「指しゃぶり」について記事を書きました!

  • 指しゃぶりはいつまでに卒業すればいいの?
  • 指しゃぶりがもたらす良い影響と悪い影響
  • 吸い過ぎで指にダメージ!どうしたらいい?
  • 体験談!指しゃぶりをピタッとやめさせた方法!

についてご紹介したいと思います。ぜひご覧くださいね!

 

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指しゃぶりはいつまでに卒業すればいいの?

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実は「必ずいつまでにやめるべき」という、ズバリとした回答はありません。

なぜなら何に対しても「個人差」がありますし「個性」もあります。中には「指しゃぶりをしない」という赤ちゃんもいます。

と言ってしまうと、まったく答えが出なくなってしまいますので、通例を挙げるならば・・・

1~2歳頃には自発的に指しゃぶりする回数が減る傾向にあり、できれば3~4歳までにはやめるている方が良いとされています。

その理由はご存知の方も多いと思いますが、「歯並びに良くない影響が出てしまう」と言われているからです。

個人的には5歳になってもやめないようであれば、一度お医者さんに相談してみても良いのではないかと思いますが、指しゃぶりは赤ちゃんの成長の過程であり、心理的な要素も絡んでいます。

ですから「やめてほしい」という親の一方的な思いから、強引にやめさせるのは良くありません。

 

指しゃぶりがもたらす良い影響と悪い影響

さて、先ほども書いた通り指しゃぶりは「赤ちゃんの成長の過程と心理的な要素の表れ」となるものです。

具体的には・・・

  • 1.「吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)」の一環
  • 2.口に入れることで物の大きさや感触を学習する(指もそのひとつ)
  • 3.眠い時や不安な時に精神の安定を図る
  • 4.お腹が空いている

1.の吸啜反射とは、生まれながらに持っている本能で、口に入ったものに対して吸い付く反射能力です。これにより、教えられなくてもママのおっぱいを吸うことができるのですね。

すでにお腹の中で指しゃぶりをしている胎児もいますよ!

1.と2.は成長に必要な本能的要素で、3.と4.は精神的要素が表れていますね。精神的要素は赤ちゃんからのサインですので、しっかり読み取ってあげましょう!

これらからわかる指しゃぶりの良い影響とは、赤ちゃんが自ら学習しようとしていること、そして精神面の安らぎを得ているということです。とても大切なことですね。

では悪い影響についてはどうでしょうか?

外で遊ぶ機会が増えてくると、衛生面の問題があります。 砂遊びをしたり、あちこち色んな所を触った指をしゃぶるのは心配ですよね。

そして一番問題とされているのは、先ほども少し触れましたが「歯並びが悪くなる可能性がある」ということです。

1歳半の歯科検診で、歯医者さんから指しゃぶりについて聞かれることがあります。その時にまだ指しゃぶりをしているのであれば、「やめさせるべきだ」と言われることもあります。

考えられる悪い影響とは・・・

  • 上顎突出(出っ歯)になる
  • 口が半開きになりやすく、口呼吸になる
  • 上の歯と下の歯に隙間ができて、かみ合わせが悪くなる
  • 発音、滑舌が悪くなる

などですが、指しゃぶりと歯並びの因果関係は100%ではありません。

1歳で指しゃぶりをやめたのに、歯並びが悪くなってしまう場合もあれば、小学生まで指しゃぶりをしていても、きれいな歯並びの場合もあります。

上記の症状がある子どもが、みんな遅くまで指しゃぶりをしていたなんてことはありません。

あくまでも指しゃぶりによって、このような影響が出る場合があるということです。

当たり前ですが、歯医者さんは「歯」についての良し悪しを判断します。指しゃぶりによって歯並びが悪くなっているのであれば、指しゃぶりをやめさせた方が良いと指摘するのが当然です。

ですがママは歯のことはもちろん、精神面のことも考えてあげなくてはいけません。

指しゃぶりをあっさりとやめてくれれば一番良いのですが、嫌がる場合にはあまりナーバスにならずに、お子さんの成長を見守ることが大切です。

まずは衛生面をできるだけ注意しながら、ムリなく指しゃぶりがやめられるように考えましょう。

 

吸い過ぎで指にダメージ!どうしたらいい?

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指しゃぶりをしている赤ちゃんは、その指があかぎれになったり、皮がめくれたり、ただれたりしてる場合があります。

ですが、当然のことながら本人の意思で「赤くなってるからしばらく指しゃぶりはやめておこう!」と判断することはありませんよね。

その後も加減なく吸ってしまいますので、放置しておくと悪化してしまうことが多いです。

ですから指にダメージができてしまった場合は、速やかに病院に行くことをおすすめします。

適切な塗り薬などを処方してもらい、早めに治すようにしてあげてくださいね。

薬を塗った後に包帯を巻いたら、なんとその後は指しゃぶりをしなくなったという赤ちゃんもいますよ!

 

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目撃談!指しゃぶりをピタッとやめさせた方法!

実は指しゃぶりをピタッとやめた瞬間を見たことがあります。

学生時代に幼児教育学科に在籍していた私は、保育園へアルバイトに行っていました。そこで2歳児クラスのお手伝いをしていました。

一番最初に私になついてくれたのは3月生まれの男の子。まだ2歳になったばかりでクラスで一番小さく、一番のやんちゃ坊主でした。

休み時間はいつも砂まみれになって遊んでいましたが、指しゃぶりがあり、保母さんたちも衛生面を気にしていました。

そんなある日、いつもなら怒られてもケロッとしている彼が珍しく大声で泣いていました。

なぜ泣いていたのかは覚えいていませんが、かなり長い間、泣いていたので一人の保母さんが「○○君は赤ちゃんになってしまったのかな?赤ちゃんのクラスに行かなきゃダメかな?」と言いました。

それを聞いた彼はあっという間に泣き止み「赤ちゃんじゃない!」と言いました。

そこで保母さんは「赤ちゃんじゃなかったら指のちゅうちゅうもやめれるかな?お兄ちゃんはちゅうちゅうしないよ」と言うと、それ以降はピタッと指しゃぶりをしなくなりました。

この方法がみんなに効果があるとは言えませんが、ちょぴりお兄ちゃん、お姉ちゃんになった気持ちでいる子どもに「赤ちゃん」と言うと、極端に否定する場合が多いですよね。

自尊心をくすぐるようにして、できたら思いっきりほめてあげると効果があるのではないかと思います。

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あと、爪にマジックでニコマークを描いてあげるとしゃぶらなくなったという話も聞きました。しゃぶることでニコマークが消えてしまうので、「イヤイヤ」と言って大切に守っていたそうです。

また、指しゃぶりではありませんが、爪をかじる癖のある子どもの指に、「アンパンマンが見てるよ」と言って大好きなアンパンマンのカットバンを貼ったら、かまなくなったと言う話も教えてもらいましたよ!

 

子どもと一緒に成長しよう!

調べたところ少数派ですが、小学校の高学年や中学生になっても指しゃぶりが続いているという人もいました。でも親御さんたちはあまり気にされていない方が多いように見受けました。

100%完璧なママはいません。歯並びが悪くなった場合は、「あの時ムリにでも指しゃぶりをやめさせておけばよかった」と思うかもしれません。

逆に精神面で不安定なところがあると、「歯並びなんて矯正で治せるし、好きなだけ指しゃぶりをさせてあげればよかった」と思うかもしれません。

親としては元気に育ってくれることが何よりもありがたく、うれしいものですよね。大切だからこそ気になることも多々ありますが、子どもと一緒に成長しながら温かく見守っていきたいですね。

そして心配なことがあれば、専門のお医者さんに相談しましょう!

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