UVカットで失敗しない!サングラスの選び方はこれを見ればわかる!
紫外線の量が増え、日光も強くなり始める時期には必ず持っておきたい「UVカットのサングラス」。
ですが、「UVカット」の効果があるとされているサングラスはたくさんあります。
「品ぞろえが豊富がゆえに値段もさまざまで、表示の見方もよくわからない・・・」といったことはありませんか?
「値段が高かったら効果も高い?」「いやいや、数値が高い方が良いでしょ?」「色は濃い方がいいよね?」などの疑問を解決するために記事を書きました。
UVカットサングラスを選ぶ際の重要なポイントもまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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UVカットサングラスの素材や加工について
UVカットの効果があるサングラスには、その効果を表面に加工したものと、素材に練りこんだものがあります。
値段や使い方によって違いは出てきますが、表面の加工は取れてしまいますので、2~3年で効果は期待できなくなると言われています。
なので、お気に入りだからといって何年も使うのはもちろん、「むかし買ったものがひょっこり出てきたので使っちゃおう!」というのもおすすめできません。
もう一方の、UVカット効果を素材に練りこんだものは、半永久的に効果が持続すると言われています。
近年では紫外線の影響についての関心も高まり、表面加工の商品は少なくなりつつあるようですが、購入する際はUVカットにはこの2つのパターンがあるということを、頭に入れて選ぶようにしてくださいね。
商品に表示されている数値について
さて、数値を表示する方法もさまざまあります。
「紫外線(UV)透過率」「紫外線(UV)カット率」最近では「UV380」「UV400」などの表示もよく見かけます。
※ちなみに「紫外線」と「UV」の意味は同じです。(紫外線=ultraviolet 略してUV)
では、それぞれの数値について・・・
まず「紫外線透過率」ですが、「透過」とは「光などが通り抜けること」を意味します。
サングラスを使って紫外線が通り抜けるのを防ぐことが目的なので、透過する数値は低いほど良いということになります。
「紫外線透過率」は低いものを選ぶようにしましょう。
次に「紫外線カット率」ですが、もちろんこちらは数値が高い方が良いです。
高いカット率でガンガン紫外線をはねのけてもらいましょう。
そして「UV380、400」についてですが、こちらも「紫外線カット率」を示す数値になっています。
ですから数値の高い「UV400」方が効果があるということになります。
紫外線は大ざっぱに分けると
UV-C・・・100~280ナノメートル
UV-B・・・280~315ナノメートル
UV-A・・・315~400ナノメートル
という波長に分類することができます。
最大値であるUV-Aの400ナノメートルの波長に対して、紫外線カットの効果を充分に発揮できるのは「UV400」と表示されたサングラスです。
一般的に「UV400」は99%、「UV380」は90%の値で、紫外線をカットできるとされています。
透過率に関しては、「紫外線透過率1.0%以下」と表示されていれば、「99%以上の紫外線をカットする効果がある」ということになります。
サングラスの色について
サングラスにはさまざまな色や濃さがありますが、UVカットを目的とする場合は、どれが効果が高いと言うことはありません。
紫外線は無色透明でもカットすることができます。
「UVカットで失敗しない!サングラスの選び方はこれを見ればわかる!」なんてタイトルですが、実はメガネでもUVカットはできるということになります。
ですが、紫外線が強い季節は光も強くなり、まぶしくなることも多いので目を守るために、やはりサングラスはおすすめなのです。
という訳でレンズの色選びについて説明したいと思います。
間違った選び方をするとかえって良くないこともありますので、注意して読んでくださいね。
レンズの色が濃くなればなるほど、まぶしさは軽減されます。
ところが人間の体は良くできたもので、色が濃く視界が暗くなってしまうと、瞳孔が開き、より多くの光を取り込むように働きます。
そんな時にUVカット効果が低いサングラスをしてしまうと・・・瞳孔からたっぷりと紫外線を吸収してしまうことになり、当然目に良くない結果になってしまいますよね。
レンズに色が付いていれば、まぶしさは軽減されますので、薄い色のレンズでしっかりUVカットできるものを選ぶことが、紫外線対策のサングラス選びには大切です。
もし濃い色のサングラスを使用する場合は、しっかりとUVカットができるサングラスをすることが必須です!!
そしてあまり長時間使わないようにしましょう。
UVカットのサングラスを選ぶ時のポイント
・UVカットは表面加工ではなく、素材をレンズに練りこんだものを選ぶ
・「紫外線カット率」は数値の高いもの、「紫外線透過率」は数値の低いものを選ぶ
・レンズの色が濃いサングラスは瞳孔を開いてしまうため、薄い色がおすすめ
・サングラスと顔との間から紫外線が入り込まないよう、隙間ができにくいものがよい
以上がUVカットサングラスを選ぶ時のポイントになります。
最後に・・・
目にとって紫外線は、悪影響はあっても良いことは何もありません。大切な目のケアのために、しっかりとしたサングラス選びをしたいですね。
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