車酔いに効く意外な食べ物とは!?原因から対処法まで

年末年始が近づいてきて、そろそろ旅行の計画を立てる人も多いのでは。
電車や飛行機で遠出するのもいいですが、山道や街道を車でゆっくり廻るのも捨てがたいですよね。

楽しいドライブに、車酔いを起こしてしまってはせっかくの気分も台無しです。
酔いを防ぐ方法から対処法まで、しっかり押さえましょう。

▼どうして起きるの?車酔いのメカニズム

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乗り物に乗るということは、ある一定の時間の揺れを体験することを意味します。
ところで、人間には平衡感覚が備わっていますが、この感覚を司どる器官を三半
規管といい、通常は、「耳」(内耳)につながっています。

乗り物酔いとは、揺れや、加速・減速の際に体に加わる加速度によって、三半規管が刺激された結果起きる自律神経の失調状態のことを言うそうです。

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▼どんな人がなりやすいの?

酔いやすい人と酔いにくい人の違いは、この三半規管にあるそうです。
この部分の発達が未熟であったり、逆に正常に機能しなくなっていたりすると酔いやすいんだそうですよ。

そのため、平衡機能が未発達な0歳〜3歳くらいまでの乳幼児は、乗物酔いすることはほとんどありません。
いちばん酔いやすい年齢は、平衡機能が発達しはじめる小学生くらいから中学生くらいまでだそうです。

▼その他原因

三半規管以外にも、こうした原因があると考えられています。

・目に入ってくる刺激の強さ
→流れる景色のスピードに眼球がついて行けず脳が混乱する
・車内や排気ガスのにおい
・睡眠不足、過労
・車に酔った人を見る、不安感、心配事などの精神不安
・自分は酔いやすいという思いこみ

▼車酔いの対策

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・酔い止めの薬を飲む
これに尽きます。何ごとも、事前準備が大切です。

・極力頭を動かさず、背もたれによりかかる姿勢を保つ
平衡感覚の麻痺を防ぎます

・黒いサングラスをかける
目から入る刺激を抑えることができます

・車酔いを防ぐ食べ物、飲み物

>チョコレート、アメ
血糖値が上昇して脳が覚醒するので、乗り物酔いが起こりにくくなります。

>炭酸水
胃の調子や自律神経を整えてくれます。

>梅干し
梅干しを食べたときに出る大量の唾液が三半規管のバランスを整え、酸味が胸のむかつきを抑えてくれます。

また、睡眠をたっぷりとったり前日のアルコール量を抑えるなど、
体調をできる限り整えておくことも、もちろん大切ですよ。

▼酔ってしまった時は?

万が一酔ってしまった時は次のようにして対処しましょう。

・シートを倒す、または横になる
→衣服も緩めるようにすると良いです

・窓を開け、冷たい風にあたる
→頭部を冷やすと良いそうです

・親指の第一関節のあたりを15秒ほど、少し痛いぐらいの強さで噛む
→「痛い」という情報は目や耳からの情報より早く脳に伝わるため、気分が悪くなる情報を遮り、気分の悪さをやわらげてくれるそうです

また、吐き気があるときは我慢せず吐きましょう。

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車で出かける際は、車中の思い出も楽しいものにしたいですね。

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