赤ちゃんの日焼け止めクリームはいつから?選ぶ際に重要なポイント!
紫外線が気になる季節になってきました。
ママはもちろん、赤ちゃんの紫外線対策もしっかりしておきたいですが、「赤ちゃんの日焼け止めクリームはいつから使っていいの?」「そもそも赤ちゃんに日焼け止めクリームって必要?」など疑問も多いですよね。
他にも「クリームを選ぶ際の大切なポイント」など、詳しくご紹介したいと思います。
デリケートな赤ちゃんのお肌のために、是非参考にしてくださいね!
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赤ちゃんの日焼け止めクリーム。いつから使ってもいいの?
紫外線は気になるけど「赤ちゃんにはいつから日焼け止めクリームを使ってもいいの?」という疑問がありますね。
ベビー用の日焼け止めクリームなら、一般的に生後3か月を過ぎたころからは使っても大丈夫です。
もちろん商品の注意事項を熟読して、いつから使ってもいいのか記載されている場合は、それに従うようにしてください。
沖縄や九州南部では3月、北日本では5月、その他の地域では4月頃から紫外線の量が増えてきます。
この時期に生後3か月を迎えていれば、天気の良い日中に外出する場合は、日焼け止めクリームを塗ってあげると良いでしょう。
つばのある帽子も必須ですね。
赤ちゃんの紫外線対策。日焼け止めクリームは必要?
そもそも、「赤ちゃんに日焼け止めクリームは使った方が良いの?」という疑問を持っているママも多いと思います。
その答えは「使った方が良い」です!
紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」があり、有害性の強さは 「UV-C」>「UV-B」>「UV-A」となります。
オゾン層には有害紫外線をカットする働きがあり、お肌に一番有害である「UV-C」は地上へは届きません。
ですが「オゾン層の破壊」という言葉を聞くようになってかなりの年数が経ちました。
オゾン層に穴が開き、有害性を含んだ紫外線をカットする力が弱まってしまったのです!
国連環境計画では、「オゾン層破壊が10%進むと、皮膚ガンは26%増加する」という警告を出しています。
現在では、オゾン層破壊に対して世界規模で対策をとった結果、徐々に回復してきていますが、そのペースは遅いのが現状です。
また、人類の対策ではどうすることもできない「火山の噴火がオゾン層を破壊することがある」ということがわかってきています。
大人のおよそ半分の厚さしかないという赤ちゃんのお肌は、紫外線の影響を強く受けてしまいます。
「紫外線から守る」ということを積極的に行うようにしましょう!
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赤ちゃんの日焼け止めクリーム選びに大切なことは?
では、どのような商品を選べばよいのでしょう?
赤ちゃんの日焼け止めクリーム選びに大切なポイントをまとめました。
・ノンケミカル(ケミカルフリー)のもの
・無添加のものや、オーガニックのもの
・SPF、PAの数値が高すぎないもの
・石鹸で落とせるもの
では、ひとつずつ説明してきますね。
日焼け止めクリームで「ノンケミカル」「ケミカルフリー」とは、「紫外線吸収剤を使用していない」商品のことを指します。
日焼け止めクリームには「紫外線吸収剤」タイプと、「紫外線散乱剤」タイプがあります。
「紫外線吸収剤」タイプの商品は、日焼け止めクリームとしては優秀ですが、化学反応を利用するため肌への負担が大きくなり、赤ちゃんには不向きです。
必ず「紫外線散乱剤」=「ノンケミカル、ケミカルフリー」の商品を選ぶようにしましょう!
「無添加」についてですが、一般的に石油系界面活性剤や防腐剤(パラベン)、着色料など、アレルギー反応を起こす102種類の成分が入ってない化粧品のことを指します。
また「オーガニック」とは、農薬や化学肥料を使わずに、有機栽培された植物から作られた化粧品のことです。
ですがオーガニック原料を使っていても、後から合成成分を加えた化粧品が認定されているという現状があり、定義があいまいな部分があります。
使用期限も短くなりがちなのでちょっと注意が必要ですね。
「SPF値」とは「UV-B」に対して効果があります。
「UV-B」は主に「赤く日焼けしたり水ぶくれ、シミ」などを起こし、さらに「皮膚ガン」へも影響があると言われています。
実はSPF値の数値は、「高ければ高いほど、強力に紫外線をカットしてくれる・・・」のではなく「日焼けするまでの時間を延長する効果がある」ということなのです。
「1SPF」=「15分~25分」とされています。(個人によって差があるため)
間を取って20分で計算すると、例えばSPF15の日焼け止めクリームなら「20分✕15=300分」なので、「日焼けするまでの時間を5時間遅らせることができる」ということになります。
SPFの数値は、高いほど肌への負担が大きくなります!
汗や摩擦によって効果は薄れてしまいますので、数値の高いものよりも、こまめな塗り直しをした方が良いですね!
「PA」とは「UV-A」に対して効果があります。
「UV-A」は「黒く日焼けしたり、シワやたるみなどの老化」に影響があると言われています。
日常のお出掛けなら「PA+」か「PA++」で大丈夫です。
「石鹸で落とせるもの」というのは、そのままの意味です。
落としにくいものは、成分がお肌に残ってしまうことがあります。
もちろん肌の負担となってしまいますので、落としやすいものを選ぶようにすると良いですよ。
どんな商品を選んでも使用する前には、二の腕に少量塗って24時間後のお肌の状態を確かめる「パッチテスト」を行うことをおすすめします。
日光浴は必要?紫外線対策と「くる病」
現在では母子手帳で「外気浴」が推奨されていますが、以前は「日光浴」が推奨されていました。
日光浴をすることで、骨の形成や強化に必要な血中のビタミンDを活性化するためだったのですが、オゾン層の破壊などの環境変化に伴い、紫外線を浴びることに対してのリスクが高まるようになりました。
また、昔に比べて栄養分が格段にアップされたミルクが販売されるようになり、赤ちゃんのビタミンD不足が改善されました。
これらのことから、段々と「日光浴」を推進する動きは少なくなってきていたのですが、最近また赤ちゃんの「ビタミンD」の欠乏が増加傾向にあるそうです。
そこで浮かび上がる病気が、骨や体格の成長に悪影響が出てしまう「くる病」です。
もちろん「朝から晩までしっかり日焼け止め対策をして、お日様には当たらせない!」なんて極端なママはいないと思いますが、日差しの柔らかい午前中などに、「外気浴」を積極的に取り入れて、赤ちゃんの元気な成長を見守りましょう。
最後に・・・
赤ちゃんのお肌はとてもデリケートです。
近年では、紫外線を浴びることは「百害あって一利なし」と言われるほどになり、悪影響を及ぼしてしまうことが、大きく知られるようになりました。
紫外線が気になり出したら、早めの対策をしてあげてくださいね。
時代が変われば子育て方法も変わったりますが、赤ちゃんを想うママの気持ちはいつも同じですね。
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