女性の薄毛と原因。老化じゃないのに薄毛になる?びまん性脱毛症とは?
先日電車に載った際、左に育毛の広告、右に脱毛の広告があるのを見つけて、なんともいたたまれない気持ちになりました。
栄える毛あれば、朽ちる毛あり。
さて、女性にとって(男性も然りですが)「頭髪の抜け毛」というのはかなりシビアな問題です。
今日は、「女性の薄毛の原因やお手入れ方法」について解明したいと思います。
現在お悩みの方も、まだまだ大丈夫と思っている方も、ぜひ一度読んでみてくださいね。
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タイプ別 薄毛の原因はここにあった!
「薄毛」とひとくちに言っても、いくつかの種類があります。今回は代表的なものを3つ取り上げましょう。
●分娩後脱毛症
出産後、一時的に髪が抜ける事があります。ただし、大抵の場合は、出産後6ヶ月~1年程度(授乳を終える頃)には自然回復します。
分娩後脱毛症の原因は、ホルモンバランスの崩れです。
●円形脱毛症
円形や楕円形の脱毛が突然発症する脱毛症で、脱毛部位の大きさは豆粒ぐらいから500円玉程度の大きさとさまざまです。
円形脱毛症の原因は、ストレスや遺伝と言われています。
●びまん性脱毛症
頭部の広い範囲(髪の毛全体)の毛が抜けて薄くなる症状の脱毛症です。
現在、最も増えていると言われており、年齢的には30代後半からの中年以降の女性に多く見られるそうです。
びまん性の場合は、主に5つの原因が考えられます。
・老化
年齢とともに細胞そのものの動きが鈍くなってしまうため、誰にでもこうした脱毛症状が見られるようです。
・ストレス
精神的ストレスが原因で急激に薄毛、抜け毛になることは少なくありません。
・ダイエット
栄養失調状態になるまでダイエットを続けたりすると、成長期の毛がその状態を維持できなくなってしまうため、休止期毛が増えて薄毛となることがあります。
・経口避妊薬(ピル)
避妊薬を服用しているときは、女性ホルモンが活発に分泌されています。そのため、髪の毛の発育も良くなりますが、服用を中止すると女性ホルモンの分泌量は減り、一時的に休止期毛が多くなって毛量が減ってしまうことがあります。
・過度のヘアケア
1日に2回もシャンプーしたり、頭皮にシャンプー剤が洗い落としきれていない場合や、過度なドライヤーやブラッシングなども薄毛、抜け毛に繋がります。
髪に良い生活習慣と食事
髪の毛の原材料はタンパク質です。タンパク質は、植物性と動物性に分かれますが、髪に良いのは植物性だと言われています。
豆腐や納豆などの豆類は、髪にとっては最高の食材です。また、ビタミンや亜鉛なども、必要不可欠な栄養素です。
どうしたらいいの?頭皮のお手入れ方法
ホルモンバランスを整える、きちんと栄養をとるといったことの他に、次の点にも気をつけてみてください。
・分け目を変える
同じ分け目にしていると、同じ箇所にばかり紫外線が当たり、頭皮にストレスがかかります。
・頭皮を冷やしすぎない
冷えは血行不良を引き起こします。血行不良になると、栄養が髪の毛まで行き届かなくなってしまいます。
・頭皮マッサージを行う
血行を促進する働きがあります。
・髪の毛をきちんと洗う/しっかりシャンプーやトリートメントを流す
頭皮にたまった脂質や汚れが原因で炎症を起こしてしまいます。
女性用育毛剤の選び方
気をつけているのに改善されない・・・という方のために「育毛剤」が多く発売されています。
でもたくさんあると、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
血行を促進させる効果が期待できる成分は、「シャクヤク」「トウガラシ」「センブリ」などのエキスと言われています。
女性ホルモンに働きかける育毛剤については、「ヨモギ」「オトギリソウ」「ビワの葉」なのどエキスが有効とされています。
ですが、抜け毛の原因にもよりますし、個人によっても、効果には差があります。
効果がなかったという声が少なくないのも事実です。
また、育毛剤には「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の区分けがあります。
医薬品には医師の処方箋が必要なものと、薬局で手軽に買えるものとあります。「医薬部外品」「化粧品」についても薬局などで購入できます。
育毛剤は「副作用」についての注意が必要ですし、「抜け毛の原因究明」のためにも、まずは専門医に相談するのが良いのではないかと思います。
「髪は女性の命」と言う言葉があります。すべての女性の髪が美しくありますように!
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