冬の静電気! 仕組みと防止対策

冬の乾燥した季節に起こりやすい静電気
特に、貴金属に触れる際はためらってしまいますよね。

筆者も先日、エレベーターのボタンを押した際に「パチっ」と当たってしまい
とても痛い思いをしました。。

静電気が起こる仕組み。。うーん、遠い昔に理科の授業で習った気もしますが、
私のように忘れてしまった方は、ぜひ復習してみてください。

また、静電気防止対策グッズなるものもあるそうなので、
併せてチェックしてみてくださいね。

▼静電気が起こる原因

12-11 静電気_01

静電気は、「プラス電気とマイナス電気が結合する時に発生する電気の放電」の事を指します。

地球上の物質には必ず電気が存在します。種類は二つ、「+」と「-」ですね。
普段は、両方のバランスを保つことによって安定していますが、
「摩擦」や「強い力」が加わると、安定度の弱い「マイナス電気」が剥がれて取しまうことがあります。
そうなると、物質には「プラス電気」だけが残りますね。

この状態で、電気を通しやすい物質に触れると、マイナス電気を失ったプラス電気は金属部などに残る、マイナス電気と結合しようとします。
これが、いわゆる放電=静電気の仕組みです。

▼なぜ冬に起こるの?

なお、静電気は冬の乾燥した季節に発生しやすいですね。
学校では、水は電気を通さない「絶縁体」であると習いますが、実は、発生した電気は空気に含まれる水分を伝って空気中にどんどん逃げていってしまうそうです。
湿度が高ければ、その分多量な水分が逃げることになりますが、
湿度が低くて空気中の水分が少ないと、電気を通しにくいものに溜まってしまい、静電気として放電されることが多くなるんだそうです。

▼防止対策は?防止グッズとその効果は?

12-11 静電気_02

発生原理を知っていれば、対策は簡単です。
体中の電気を別の物質に逃がし、空気中に電気を発散するようにすれば、静電気は起きにくいといえます。

基本的に、巷で売られている防止グッズもこの構造に則って作られています。
一番有名なのはブレスレットですが、これは「面積が小さい」+「自然放電は時間がかかる」ため、効果は実感しにくいそうです。

ですが、グッズに頼らなくとも防止策を講じることはできます。

・何かに触れる前に木やコンクリートの壁などに触っておく
→電気を通すので、触ることで体の中から電気が逃げていきます

肉や卵・油っぽい食べ物などを控える
→こうしたものをたくさん摂取していると、体の血液がドロドロになって酸性に。
→酸性になった体は、静電気に効果があるマイナスイオンを引き寄せにくくなり、静電気が起こりやすくなります

12-11 静電気_03
とは言え、脂ののった食べ物はおいしいですよね。
根菜類や豆類、海藻などのアルカリ性の食物もたっぷり摂るように心がけましょう。

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