大阪でホタルの舞い！時期はいつ？大人気のおすすめスポット５選！

「大阪でもホタルを見られるの？」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろん見ることができます！

ホタルの美しくもはかない光は「癒し」の効果があると言われていますが、大阪に住むホタルは、都会のせわしさを忘れさせてくれる「オアシス的存在」としても人気なんですよ。

そこで今回は「大阪で人気のホタルスポット」「ホタルの季節に雪が降る？」「ホタル観賞の大切な心得」について記事にしました。

ぜひご覧くださいね！

大阪でおすすめのホタル観賞スポット

１）新梅田シティ・中自然の森（ちゅうしぜんのもり）

中自然の森では、毎年ホタルを鑑賞できるように環境を整えています。

●期間：2016年６月10日（金）～19日（日）頃まで

●場所：新梅田シティ・中自然の森（もみじ谷）

●種類：ゲンジボタル（前年からの繁殖分に加え、数回に分けて約2000匹を放流する予定です）

●その他の情報：新梅田シティは、昭和のレトロ感満載の食堂街「滝見小路」や、スカイビルの展望台など、楽しめる場所がたくさんあります！

●所在地：〒531-6023 大阪市北区大淀中1-1-88（地下１階）

●アクセス

・電車を利用する場合

上記マップ上の☆マークが「新梅田シティ」です。各駅から徒歩で行く場合の、大体のルートを表示しました。「阪急中津駅」以外の駅からは、すべて横向きの水色のライン「梅田地下人行道東口」へ向かってください。

大阪の主要都市梅田は、多くの電鉄が出入りしていますが、どの駅からも歩く場合は少し距離があります。

※マップ上の電車マークをクリックすると、駅名と中自然の森までのおおよその距離が表示されます

・車を利用する場合

阪神高速道路「梅田出入口」よりすぐ。

●駐車場

新梅田シティの駐車場は東側の通りです。新梅田シティと大阪北郵便局の間に駐車場入口があります。

ウエスティンホテル大阪の駐車場を利用する場合は、西側の通りになります。（ウエスティンホテル大阪の正面入口）

その他、周辺の駐車場情報はこちらから確認できます。（情報は変更される場合があります）

２）太閤園

「ほたる物語」の期間中は、緑豊かな美しい庭園に舞うホタルを楽しむことができます。

●期間：2016年５月20日（金）～６月30日（木）　20時～22時

●場所：太閤園内の庭園

●種類：ゲンジボタル、ヘイケボタル（前年からの繁殖分に加え、放流もしています）

●その他の情報：夜になるとチャペルが美しくライトアップされ、より一層素敵な空間になります。また期間中は、レストランで限定メニューの提供や縁日の開催も予定されています。

近くには京阪モールや大阪城公園などがあり、付近で一日中楽しむことができます。

●所在地：〒534-0026 大阪市都島区綱島町9-10

●アクセス

・電車を利用する場合

上記マップ上の☆マークが「太閤園」です。各駅から徒歩で行く場合の、大体のルートを表示しました。JR東西線「大阪城北詰駅」3番出口からは徒歩すぐです。

また、各線の「京橋駅」からも数百メートルの距離で行くことができます。（JR環状線「京橋駅」からは、北口より京阪電鉄へ向かい、京阪「京橋駅」と同ルートで行くことができます）

※マップ上の電車マークをクリックすると、駅名と太閤園までのおおよその距離が表示されます

●駐車場

太閤園の駐車場は西側の通りにあります。（80台無料）

その他、周辺の駐車場情報はこちらから確認できます。（情報は変更される場合があります）

３）明治の森箕面国定公園

滝や紅葉で有名な箕面公園。きれいな水が流れる川辺にはホタルが生息しています。

●期間：6月中旬から下旬（20:00～21:00頃がおすすめ）

●場所：箕面公園（滝、及び箕面川沿い）

●ホタルの種類：ゲンジボタル

●その他の情報：広い公園で坂道が多いです。歩きやすい服装や靴で行くようにしてください。名物「もみじの天ぷら」と「モンちゃんせんべい」はおすすめですよ！

※2016年６月18日（土）には、大人向けに川床食事付きの「ほたる鑑賞の夕べ」が催されます。

• ・参加費：3000円（食事付き）
• ・時間：18:30～21:00
• ・定員：30名
• 参加希望の方は「公園管理事務所」072－721－3014　までお問い合わせください。（2016年の募集は終了しました）

●所在地：〒562-0002 大阪府箕面市 箕面公園

●アクセス

・電車を利用する場合

上記マップ上の☆マークが「箕面の滝（箕面大滝）」です。阪急「箕面駅」から徒歩で行く場合の、大体のルートを表示しました。

駅からは滝道を北へ進んでください。基本的に箕面川沿いに北進すれば、川の右側の道でも左側の道でも滝へと行くことができます。

ホタルは箕面川に生息しています。滝に行く途中でも見ることができますので、滝まで行けなくても大丈夫ですよ。

※マップ上の電車マークをクリックすると、箕面の滝までのおおよその距離が表示されます

●駐車場

阪急「箕面駅」の周辺にはいくつかのコインパーキングがありますが、駐車台数が250台以上ある２か所の駐車場を、マップ上に表示しました。※マップ上の「P」マークをクリックすると、駐車場の詳細が表示されます（情報は変更される場合があります）

滝道を歩かずに「滝のみで鑑賞する」という場合は、滝（☆マーク）の上の「P」マークに駐車すると便利です。

※一部カーナビで滝道を通行する表示が出る場合がありますが、公園内は全面車の侵入はできませんので注意してください。

４）摂津峡

高槻市にある摂津峡付近では、あちらこちらでホタルの姿を見ることができます。

●期間：6月上旬から中旬（20:00～21:00頃がおすすめ）

●場所：摂津峡 芥川沿い（摂津峡大橋付近の河川敷が人気です）

●ホタルの種類：ゲンジボタル、ヒメボタル等

●その他の情報：ホタルは芥川沿いを中心に生息しています。暗い場所もありますので、懐中電灯など、足元を照らすものがあった方が安全です。ホタルを鑑賞する時は灯りは消してくださいね。

●所在地：〒569-1051 高槻市大字原地内

●アクセス

・バスを利用する場合

上記マップ上の☆マークが「摂津峡」と「摂津大橋付近」です。JR「高槻駅北口」よりバスを利用すると便利です。

・乗り場１より
53系統「原大橋」または、54系統「上の口」に乗車し、「上の口」にて下車、徒歩約10分（マップ上のピンクのバスマークが「上の口」です）

※摂津峡の駐車場は、夜間は閉鎖しています。周辺に駐車場がないため、公共交通機関で行くことをおすすめします。

５）菅原神社

菅原神社では、趣のある庭園でホタル観賞を楽しむことができます。自然発生したホタルを人工飼育し、大切に守っています。

●期間：６月17（金）・18日（土）

●場所：菅原神社庭園内

●ホタルの種類：ゲンジボタル、ヘイケボタル

●その他の情報：期間中は屋台も出ています。ホタル観賞は行列ができ。１～２時間待ちになることが多いようです。塀に沿って順に鑑賞するので、のんびりと見ることはできませんが、平均約800～1000匹ものホタルの乱舞を見ることができます。

●所在地：〒590-0945 堺市堺区戎之町東2-1-38

●アクセス

・電車を利用する場合

上記マップ上の☆マークが「菅原神社」です。各駅から徒歩で行く場合の、大体のルートを表示しました。また、「堺東駅」及び「堺駅」からシャトルバスも運行されています。「大寺北門前」で下車、徒歩約３分です。

※マップ上の電車マークをクリックすると、菅原神社までのおおよその距離が表示されます　ピンクの電車マークは南海電気鉄道軌道（路面電）です

●駐車場

菅原神社に駐車場はありません。

周辺には小規模な駐車場しかないようですが、駅前には大きな駐車場もありました。詳細は以下のリンクから確認できます。（情報は変更される場合があります）

・南海高野線「堺東駅」周辺の駐車場

・南海本線「堺駅」周辺の駐車場

蛍の光、窓の雪･･･ホタルの季節に雪が降る？

「♪蛍の光、窓の雪～」

有名な歌「蛍の光」の冒頭の歌詞ですが、ホタルの季節は初夏なのに、なぜ「窓の雪」と続くのでしょう？みなさんはご存知ですか？

答えはそのあとの歌詞にあります。

「♪蛍の光　窓の雪　書読む月日、重ねつつ･･･」と続きます。

「書を読む月日、重ねつつ」というのは、「勉学に励む日々を重ねている」という意味です。

貧しさから夜になっても、灯りをつけることができなかった車胤（シャイン）と孫康（ソンコウ）という人物が、それぞれ、蛍の光と雪に反射する月明かりで勉学に励んだという言い伝えがあります。

このことは「蛍雪の功（けいせつのこう）」＝「一途に学問に励む事を褒め称える」という故事にもなっています。

「蛍の光」の冒頭の歌詞は、この故事を基に作詞されたのです。ちなみに基になった曲は「スコットランド民謡」で、アメリカやイギリスでも親しまれている曲なんですよ。

ホタル鑑賞に大切な心得

ホタルはとてもデリケートです。気象条件や環境の変化などで、期待していたほど見れないこともあります。

以上の条件がそろっていると、ホタルが多く飛ぶ確率が高くなります。

また、捕獲が禁止されていたり、撮影が禁止されているところもあります。必ず各所の規定を守って鑑賞するようにしてくださいね。

都会の中の素敵な自然

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ホタルは自然の中の美しい緑や川がある場所に生息しています。

それゆえに、ホタルスポットと言えばアクセスが厳しい場所が多い中、今回は大阪と言うことで交通の便が良い場所をたくさん紹介することができました！

生息数の減少は否めませんが、大阪でもホタルの姿を見ることができる場所は多数あります。

今後どうなっていくのかは、自然の要因はもちろん人間の行動も大きく関わってくるのでしょうね。