七夕の空に「かささぎ」が舞う!2人のための橋渡し、その正体は?

七夕の笹飾りのイラスト

七夕の主役と言えば「織姫と彦星」。(「織女と牽牛」とも言います)

この2人は七夕の日に何をするのかと言うと、もちろん皆さんご存知。いわゆる「デート」ですね。

1年に1度だけの大切なデートですが、2人が会うためには「かささぎ」の存在が必要不可欠です。

言わば、かささぎがいなければ2人は会うことができない、そんな大きな役目を担っているのです。

 今回はそのかささぎについて、更に以下の内容についてもご紹介したいと思います。

  • 七夕伝説「かささぎ」とは?
  • 2人を会せよう!かささぎの手助け
  • 現在の七夕はこうして始まった!
  • 神秘!美しい天の川

七夕の豆知識としてぜひ読んでみてくださいね!

 

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七夕伝説に登場する「かささぎ」とは?

カササギの画像。七夕伝説に登場します

 

頭の良い鳥

かささぎは体長45㎝前後、長い尾っぽが特徴的な白と黒のツートーンカラーの鳥です。(漢字では「鵲」)

かささぎと言う名前ですが、「サギ」の仲間ではなく「カラス科」になります。

鏡に映った自分の姿を、自分だと認識できるとても頭の良い鳥で、その認識ができるのは哺乳類以外では、かささぎだけだと言われています。

七夕伝説の発祥の地である中国では、物語で大切な役目を担う鳥として良く知られており、日本でも佐賀県では県鳥として親しまれていてます。

 

2人を会せよう!かささぎの手助け

夜空に浮かぶ天の川の画像

 

橋渡し役として

さて、かささぎが2人のために具体的にどんな手助けをしたのかというと、ズバリ橋渡しです。

2人間に隔たっているのは「天の川」。橋がなければ渡ることができません。

かささぎはそんな2人のために、群れになり羽を広げて「両岸をつなぐ橋」となってくれるのです。

織姫がかささぎに乗って彦星に会いに行く、という展開で話が進む場合もありますが、どちらにしろかささぎの助けがあるからこそ、2人は会うことが叶うということなのですね。

織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)、白鳥座(デネブ)の位置を表した画像

こちらの写真のように、織姫と彦星は天の川を隔てた位置にあります。そして白鳥座が天の川の間を渡すように、大きな翼を広げて飛んでいます。

中国が発祥のこの物語では、白鳥がかささぎに見立てられたとのではないかと考えられているようです。

かささぎによって作られた橋は「鵲橋(しゃくはし、かささぎばし)」と言われ、男女が良縁で結ばれることを表す言葉として使われます。

 

現在の七夕はこうして始まった!

織姫と彦星のイラスト

現在の日本での七夕行事。その由来をたどれば3つの要素が重なったものだということが見えてきます。

では、そちらについて説明していきますね。

1)「棚機(たなばた)」

「棚機」は「たなばた」と読みます。

棚機は古代の日本で行われていた、豊作を願うための禊(みそぎ)行事です。

若い娘が、きれいな川辺の小屋にこもり、神様をお迎えするための着物を織ることを習わしとしています。

日本に仏教が伝わってからは、お盆の文化がしだいに広がり、お盆を迎える行事として旧暦の7月に定着しました。

「着物を織った娘は、その後神の子を産み、自身も神となった」との逸話もあります。

 

2)織姫と彦星の七夕伝説

こちらは有名な織姫と彦星のお話ですね。簡単におさらいすると・・・

共にまじめで一生懸命働く織姫と彦星。織姫は天帝の娘であり機織り職人、彦星は牛飼いです。

天帝は娘と彦星をお見合いさせます。2人はお互いに気に入り、めでたく夫婦になりました。

ですが仕事をそっちのけで、おしゃべりばかりして過ごすようになります。

注意をしても言うことを聞かない2人に対し、怒った天帝は天の川を隔てて2人を引き離してしまいました。

あまりの悲しさに泣いてばかりの織姫のために、天帝は【2人が真面目に仕事をすれば、年に1度、7月7日にだけ会うことを許す】ことにしました。

と言うのが、ざっくりとしたあらすじです。

 

3)乞巧奠(きこうでん・きっこうでん)

乞巧奠は、中国で行われていた上達祈願行事です。

機織りの腕が素晴らしかったとされる織姫にあやかり、織物や手芸の腕が上達するようにと願う中国の行事です。

この風習が日本に伝わり、当時ステータスだった「和歌」の上達を始め、字の上達など、さまざまな願いを込める行事として、日本で定着しました。

「旧暦の7月7日の夜、庭先の月明かりの下で、5色の糸を7本の針に通す」といった習慣があったとされています。

さて、ご紹介した3つの出来事に、それぞれ少しずつシンクロする部分が感じられませんか?

・「棚機」が7月に機を織る行事であったこと
・「乞巧奠」にて、7月7日に織物の上達を願ったこと
・「乞巧奠」は「織姫と彦星伝説」の織姫からあやかった行事であったこと

現在の日本の「七夕」は、これら3つの行事や伝説が要素となってできたものだと言われています。

 

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神秘!美しい天の川

美しい天の川を見ていると、織姫と彦星伝説のような物語が生まれてくるのがわかる気がします。

「どんなところなんだろう?行っていみたい!」

きっと遠い昔の人々も、そんなことを思ったのではないかと感じずにはいられない、神秘的な美しさがあります。

♦夏の天の川と流れ星

都会に住む私には、普段このような美しい星空を見ることができないので、空気のきれいな場所に行った時に見る満天の星空の素晴らしさには、思わず息を飲んでしまいます。

自然の美しさって半端ないですね!

 

七夕の日に何を願いますか?

今回は「かささぎ」からはじまり、七夕のルーツについて、もひも解いてみました。

織物の上達祈願だった七夕の願い事は、裁縫や和歌、字の上達など、時代と共に様々な上達祈願がされるようになりました。

そして今では上達祈願だけではなく、あらゆる願い事が込められるようになりました。これまで短冊に書かれた願い事は、天の川の星のように無数にあるのでしょうね・・・

皆さんの願い事を、かささぎがそっと橋渡ししてくれるかもしれませんよ!

 

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