ホコリが発生する原因は何?そのメカニズムと手軽にできる対策法!

moppu-1

毎日掃除をしても、なぜだかどこからか現れるホコリ。

このホコリの原因や成分は一体何だろう?と不思議に思いませんか?

ホコリによって咳やかゆみなどのアレルギー症状を起こす方も少なくありませんし、ゲーム機器やハードディスクなどの精密機械にも悪影響を及ぼすことがあります。

そこで今回はホコリが発生する原因と、手軽にできるホコリ対策、ホコリによる火災についてご紹介したいと思います。

ぜひご覧くださいね!

 

Sponsered Link

 

ホコリはなぜ発生するの?

bottle-1

ホコリの成分はたくさんありますが、多くは布製品から出る繊維のクズです。繊維のクズは服やじゅうたん、カーペットやカーテン、そして布団などあらゆるものから発生します。

また、紙製品から出る小さな繊維のクズも大きな原因になります。新聞やトイレットペーパー、本などですね。

他にもダニ、その死骸、フン、花粉、砂など。

そして、実は人間からもホコリになる成分は生まれるのです!毛髪、フケ、皮膚・・・

自分の体からも原因が生まれているなんて、ちょっと意外ですね。

ホコリはとても小さくて軽いですから、空気に流れがあるとフワフワと空中を漂っていますが、空気の流れが少なくなると、重いものから次々と降り落ちていきます。

だから人の動きがあまりなくて、空気の流れも少ない部屋の隅などは、ホコリがたまりやすいのですね。

 

窓を閉めた誰もいない部屋。どうしてホコリがたまるの?

rusu-1

さて、きれいに掃除を済ませて一週間ほど家を留守にしたとします。もちろん戸締りもバッチリ!

帰ってきて「ホコリがたまってる」と感じたことはありませんか?

繊維のクズを発生させるような動きもなく、毛髪やフケなどを落とす人がいなくても、結局ホコリは生まれます。

なぜなのでしょう?

ホコリの原因となるものは、すでに空気中に含まれています。部屋に誰もいなくなれば空気の動きが少なくなるので、その場合の方がホコリが落ちるスピードは早くなります。

「留守にしている方が早くホコリがたまる」と感じる人も多いのではないかと思います。

また、戸締りをしていても完全に空気を遮断することはできないので、外部から細かい原因物質がどうしても入ってきてしまうのです。

 

Sponsered Link

手軽にできるホコリ対策。有効な方法!

日常生活の中でホコリをなくすことはほぼ無理です。そこで手軽にできるホコリ対策について紹介したいと思います!

♦柔軟剤を利用した方法

  • はじめにハンディモップなどで軽くホコリを取り除く
  • バケツに7~8分目ほど水を入れる
  • そこへティースプーン1杯弱の柔軟剤を入れる
  • その液で雑巾がけをする

ホコリは静電気に吸い寄せられる性質があります。

柔軟剤には静電気防止効果がありますので、柔軟剤を使うことでホコリを付きにくくすることができます。もちろん普段使っている柔軟剤でOKです!

また、作った柔軟剤液をスプレー容器に入れて、スプレー掛け+から拭きでも効果があります。この場合も事前にホコリを取り除いておきます。

スプレーに残った柔軟剤液は衛生上、保存しないようにしてくださいね。

♦その他のおすすめ方法

ホコリキャッチに特化したモップやふきんの利用です。軽くふくだけで簡単にホコリを除去することができますのでお手軽ですね。狭い部分や細かい部分は、めがねクロスを使うと便利です。

♦空気清浄機の利用

空気清浄機は空気中のホコリを吸い取ってくれるので、部屋の中のホコリを格段に減少させることができます。

もちろん遠くに落ちているホコリなどを吸い寄せたり、完全に除去できるという訳ではありませんので注意してくださいね。

 

ホコリは火事の原因にも!トラッキング現象とは?

puragu-1

コンセントにプラグを差したままにしていると、プラグの差し込み部分にホコリがたまっていきます。

両極にホコリがたまり、そのホコリが湿気を帯びると火花放電が起きます。それを繰り返すことで火災へつながることがあります。

この発火は「トラッキング現象」と呼ばれていて、毎年トラッキング現象によって火災が引き起こされています。

火災は一般的に空気が乾燥した冬に起きることが多いですが、トラッキング現象は「電気+ホコリ+湿気」が原因のため、湿気の多い6月~8月頃に発生件数が増えることが特徴です。

洗面所、キッチン、お風呂場、洗濯機や水槽の近くなどの水回りは、ホコリやプラグに直接水がかかる可能性が高いので、特に注意が必要です。

乾いた布や掃除機などでプラグをこまめに掃除するようにしてくださいね。

また、水拭きした場合はプラグに付いた水分が完全に乾いてから、コンセントに差し込むようにしてください。

 

ホコリはなくならい!

ホコリは生活の中から完全になくすことはできません。繊維のクズは日常の小さな動作をするだけで思った以上に発生しますし、それ以外にもホコリの成分となるものはたくさんあることがわかりました。

毎日出てしまうものは仕方ありませんが、アレルギーになる場合もあります。空気清浄機や柔軟剤の利用で、上手く対策していきましょう!

目についた時、気になった時にさっとひと拭きするだけで、ずいぶんとお部屋のホコリっぽさが改善されますよ。

Sponsered Link

関連記事

カモミールの育て方と種まきについて。春と秋どっちがいいの?

カモミールは見た目のかわいらしさはもちろん、たくさんの効能が認められています。 特にリ

記事を読む

湯たんぽの効果的な使い方とは?今日からあなたも冷え知らず!

突然ですが質問です! 入るときに冷たくて、出るときに暖かいものは何でしょうか?  

記事を読む

冬の静電気! 仕組みと防止対策

冬の乾燥した季節に起こりやすい静電気。 特に、貴金属に触れる際はためらってしまいますよね。

記事を読む

卒業式にぴったり!ママの髪型簡単ロングヘアアレンジ術!

卒業式のシーズンが近づいてきました。 卒業式は、頑張った子どもの晴れ姿を見る感慨深い行事ですね

記事を読む

「吉田松陰」とその妹「文」の波乱の人生について

「吉田松陰」 名前は聞いたたことがあるけど、どんなことをした人なのか? どんな人だったのか?

記事を読む

赤ちゃんの日焼け止めクリームはいつから?選ぶ際に重要なポイント!

紫外線が気になる季節になってきました。 ママはもちろん、赤ちゃんの紫外線対策もしっかりしておき

記事を読む

「冷房」と「ドライ」を天秤にかけているイラスト

冷房とドライの違いを徹底調査!気になる電気代と温度変化は?

暑くなってくると欠かせないのが「エアコン」ですね。 冬は「暖房」一択ですが、夏には「冷房」と「

記事を読む

赤ちゃんの指しゃぶりはいつまでOK?実録!ピタッとやめたその方法

乳児期を終え、どんどん成長して行くのに、指しゃぶりは一向にやめる気配がない! 「うちの子はいつ

記事を読む

インフルエンザと風邪の見分け方。放っておくと大変なことに!

先日友達から「インフルエンザの予防接種」を受けたと聞きました。 振り返ってみると、私は毎年のよ

記事を読む

爪割れの原因は●●?応急措置法から対策まで!

爪がきれいな人ってすてきですよね!「おしゃれは爪先から」とはよく言ったものです。 ですが「爪割れ」

記事を読む

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

PAGE TOP ↑