テーブルマナーに困ったら・・・ナイフとフォークの使い方
大好きな彼との記念日に、ちょっと奮発して憧れのフレンチレストランへ。
お化粧もコーディネートもばっちり整えたけれど、いざ席に着くと「たくさん並んだフォーク・ナイフにパニック・・・」なんてことだけは避けたいですね。
記念日以外にも、いつどこでどんなお誘いがあるか分かりません。
そこで今日は「ナイフとフォークの使う順番やマナー」についてご紹介したいと思います。
いざという時のために、知識武装は念入りに行いましょう!
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ナイフとフォークを使う順番
コース料理に従って、外側から順番に1本ずつナイフとフォークを使います。
通常は、外側から「前菜用・魚料理用・肉料理用」の順に置いてあります。
ただし、ナイフ側には、ナイフ以外にもスプーンが2本置かれていることがあります。
右側が「スープ用」のスプーン、左側が「魚料理用」のスプーンです。
淡泊な魚はフィッシュスプーンを使ってソースをしっかり絡めることで、料理のおいしさをフルに味わえることができるため、お店の配慮で置かれていることがあるのです。
もし使う順番を間違ってしまったら、そのまま食べ続け、足りない分の食器を補充してもらうのがベターです。
前菜が続く場合などにカトラリーレストが置かれたら?
「カトラリー」とは、ナイフやフォーク、スプーンの総称です。
「カトラリーレスト」とは、それらを置く、いわば箸置きのような役割を果たすものです。
カトラリーレストが出ていたら、「次の料理でも同じカトラリーで食べて下さい」という合図です。
食事を1組のカトラリーで済ませる場合や、前菜が2~3皿出る場合などに用意されていますので、料理を食べ終わったら使うようにしましょう。
その際、ナイフの刃は内側に向け、フォークは腹を上にして、揃えて置いてくださいね。
ナイフやフォークを落としてしまったら?
「うっかり手がすべって、床にナイフを落としてしまった!」なんてこともあるかもしれませんね。
そんな時は焦らなくても大丈夫です。
決して自分では拾わないようにしてください。床にかがみこむような姿を見せるのは絶対NGです!
落とした際はボーイさんが拾って新しいものを持ってきてくれます。万が一ボーイさんが気づかない場合は、手を挙げて呼ぶか、軽く声をかければOKです。
持ってきてもらったら、お礼の言葉を忘れずに!
中座時と食後のナイフとフォークの置き方
食事の途中でワインを飲んだりパンをつまむ際は、ナイフ、フォークは「八の字」に広げて置きましょう。
ナイフは刃を内側に、フォークは背を上に向けます。ナイフレストに置く場合も、同様の置き方です。
食べ終わったら、ナイフは刃を内側に、フォークは背を下に向けて、ナイフとフォークを揃えて右斜め下に置きます。(ハの字の左側が無いようなカタチになります)
まとめ
ナイフとフォークがずらりと並ぶと、どれから使っていいのか迷ってしまいそうですが、一般的には「外側から」と覚えておけば大抵は大丈夫です。
最低限のマナーは知っておきたいですよね !
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