お歳暮のお返しは必要?「お年賀・寒中見舞い」の疑問解決!

風呂敷包みを持った和服の女性

みなさんは、頂いたお歳暮のお返しについて悩んでいませんか?

「お歳暮のお返しってするの?」

「お礼の品物を贈りたくても、もうお歳暮の時期を過ぎてしまった」

「どれくらいの金額のものが妥当?」

など、色々あると思います。

そんな悩みを解決するために、詳しく調べてみました。

せっかくの気持ちが仇となり「逆にマナー違反を犯してしまった!」ということにならないように、是非参考にしてくださいね!

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そもそもお歳暮のお返しって 必要なの?

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お歳暮は「お世話になった方への感謝のしるし」として贈られるもので、贈り主の「気持ち」ですよね。

ですから、受け取った気持ちに対して、品物でお返しをする必要はありません。

速やかに、電話やはがきで「お礼」を伝えるようにしましょう。(※お礼状の文例は関連記事にて一挙公開しています!)

 

「頂いたらお返しの品を贈る」というのがマナーのような気はするのですが、本来のお歳暮ではそのような習慣はないのです。

でも、「もらいっぱなしはイヤだ」という場合もありますよね。

ではそちらについて次の章で説明していきます。

 

 

お歳暮のお返しはしてはいけないの?

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「せっかく頂いたお歳暮なのに、お返しはしてはいけないの?」

という疑問についてですが、「お返し」という形で贈るのは「頂いた気持ちを返してしまう」という意味になってしまい、マナー違反だと思われる方もいらっしゃいます。

ですがこちらも「お歳暮」として贈るのであばもちろん問題ありません。

「お返し」とするのか「お歳暮」とするのか、言葉の違いだけのような気がしますが、このような繊細な心配りをするのが日本人らしい文化とも言えますね。

相手に対して「お歳を暮贈りたい」=「感謝の気持ち」があれば、お歳暮を贈り合う形になるのは当然なのかもしれません。

「頂いたお歳暮に対してのお礼」の品物を贈りたい場合や、お歳暮の時期を過ぎてしまった場合は、「お年賀」「寒中見舞い」として贈りましょう。

 

 

「お年賀」「寒中見舞い」とは?

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では「お年賀」と「寒中見舞い」何が違うかと言うと「贈る時期」です。

まず、お年賀を贈る場合ですが「松の内」と呼ばれる1月1日~1月7日までに、相手に届くようにします。

関東地方をはじめ、ほぼ全国的に1日~7日が一般的ですが、関西地方は1日~15日までを「松の内」としていますので、15日までに届くようにすれば大丈夫です。

次に、寒中見舞いを贈る場合ですが、こちらは松の内が明けた日から、2月3日までに届くように贈りましょう。

「お年賀」も「寒中見舞い」も、贈り先の松の内に合わせてくださいね。

 

 

「お歳暮」「お年賀」「寒中見舞い」喪中の時の対応は?

「お歳暮」は贈り主・贈り先のどちらが喪中でも、贈って問題はありません。ただし双方が四十九日が過ぎていない場合は、贈らないのが一般的です。

お歳暮の喪中時の詳しい対応については、下記の関連記事を参照してくださいね。

 

では「お年賀」はどうでしょうか?

「年賀」というのは「新年の祝儀」という意味があり、新しい年が明けたおめでたい時期ですから、喪中時は贈らな方が良いでしょう。

喪中時で「お年賀」が贈れない場合には、松の内が明けてから「寒中見舞い」として贈ります。

「寒中見舞い」は本来、手紙やはがきで季節のあいさつをするものとされていますので、喪中であっても問題はありません。

ですが「お歳暮」と同じく、双方とも四十九日が過ぎていない場合には控えた方が良いと思います。

本来「寒中見舞い」は、手紙やはがきで季節のあいさつをするものですが、近年では「お歳暮のお礼」として品物を贈る場合にも使われています。

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お歳暮を贈る場合の金額について

品物を贈る場合、頂いた品物と同等の金額までにするのがマナーです。

それ以上の金額の品を贈ると、かえって相手に気を遣わせることになりますし、あまり高価なものは、場合によっては「次回からお歳暮は贈らないでほしい」という暗に「拒否」の意味として使うこともあります。

実際にそのような意味で使う人がいるかどうかは別として、せっかくの気持ちが台無しにならないためにも「高価なものにしない」と言うことを覚えておいてくださいね。

 

 

 

☆まとめ☆

「お歳暮」は日本独自の相手を思いやる心遣いがあふれていて、とても素晴らしいものだと思います。

少しずつその形が変わってきたところもありますが、折に触れ相手のことを想いだす、良いきっかけになりますよね。

相手の心遣いを気持ちよく受け取るために、そして、良い関係が長く続くように、受け取る側のマナーにつて、この記事がお役に立てればうれしいです。

 

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