テーブルマナーに困ったら・・・ナイフとフォークの使い方

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大好きな彼との記念日に、ちょっと奮発して憧れのフレンチレストランへ。

お化粧もコーディネートもばっちり整えたけれど、いざ席に着くと「たくさん並んだフォーク・ナイフにパニック・・・」なんてことだけは避けたいですね。

記念日以外にも、いつどこでどんなお誘いがあるか分かりません。

そこで今日は「ナイフとフォークの使う順番やマナー」についてご紹介したいと思います。

いざという時のために、知識武装は念入りに行いましょう!

 

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ナイフとフォークを使う順番

12-05 洋食のテーブルマナー ナイフ&フォーク_02

コース料理に従って、外側から順番に1本ずつナイフとフォークを使います。

通常は、外側から「前菜用・魚料理用・肉料理用」の順に置いてあります。

ただし、ナイフ側には、ナイフ以外にもスプーンが2本置かれていることがあります。

右側が「スープ用」のスプーン、左側が「魚料理用」のスプーンです。

 

淡泊な魚はフィッシュスプーンを使ってソースをしっかり絡めることで、料理のおいしさをフルに味わえることができるため、お店の配慮で置かれていることがあるのです。

もし使う順番を間違ってしまったら、そのまま食べ続け、足りない分の食器を補充してもらうのがベターです。

 

 

前菜が続く場合などにカトラリーレストが置かれたら?

「カトラリー」とは、ナイフやフォーク、スプーンの総称です。

「カトラリーレスト」とは、それらを置く、いわば箸置きのような役割を果たすものです。

カトラリーレストが出ていたら、「次の料理でも同じカトラリーで食べて下さい」という合図です。

食事を1組のカトラリーで済ませる場合や、前菜が2~3皿出る場合などに用意されていますので、料理を食べ終わったら使うようにしましょう。

その際、ナイフの刃は内側に向け、フォークは腹を上にして、揃えて置いてくださいね。

 

 

ナイフやフォークを落としてしまったら?

「うっかり手がすべって、床にナイフを落としてしまった!」なんてこともあるかもしれませんね。

そんな時は焦らなくても大丈夫です。

決して自分では拾わなようにしてください。床にかがみこむような姿を見せるのは絶対NGです!

落とした際はボーイさんが拾って新しいものを持ってきてくれます。万が一ボーイさんが気づかない場合は、手を挙げて呼ぶか、軽く声をかければOKです。

持ってきてもらったら、お礼の言葉を忘れずに!

 

 

中座時と食後のナイフとフォークの置き方

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食事の途中でワインを飲んだりパンをつまむ際は、ナイフ、フォークは「八の字」に広げて置きましょう。

ナイフは刃を内側に、フォークは背を上に向けます。ナイフレストに置く場合も、同様の置き方です。

食べ終わったら、ナイフは刃を内側に、フォークは背を下に向けて、ナイフとフォークを揃えて右斜め下に置きます。(ハの字の左側が無いようなカタチになります)

 

まとめ

 

ナイフとフォークがずらりと並ぶと、どれから使っていいのか迷ってしまいそうですが、一般的には「外側から」と覚えておけば大抵は大丈夫です。

最低限のマナーは知っておきたいですよね !

 

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